暗号資産に将来性があると答える人が大勢いるのに、大半の方がやっていない暗号資産。
新しい分野なので、様々なデメリットがあるからだと思います。
大きく分けると以下の3つがデメリットではないでしょうか。
- ボラティリティが高い
- インチキや詐欺が多い
- 法整備が追いついていない
上記のデメリットを感じると不安になって、暗号資産に手が出せないんじゃないかと思います。
そこで、3つのデメリットの詳細と、それでもやった方がいいメリットをまとめてみました。
ボラティリティが高い
ボラティリティとは、暗号資産価格の振れ幅のことで、高くなったり、安くなったりする幅のことを言います。
例えば暗号資産を購入したけど、すぐに価格が下がってしまったらショックですよね。
逆に暗号資産を買ってすぐに高騰したら嬉しいんですけどね。
投資に慣れない人がボラティリィティの高い資産に手を出すと、一喜一憂して精神的に疲れてしまうケースがよくあります。
余裕資金でやるなら良いのですが、生活費まで注ぎ込んでやっている人なんかは、気が気じゃないのではないでしょうか。
すると、「暗号資産は危険だ!」と考えて二の足を踏んでしまうことって、よくあるケースかと思います。
インチキや詐欺が多い
暗号資産関連にインチキや詐欺はつきものです。
まだ未成熟な分野なので、いろんな手を使って騙してくるので、現在はイタチごっこの状態ですね。
ポピュラーな詐欺だと、偽サイトを作成して、暗証番号やシークレットリカバリーフレーズを利用者から引き出すケースが多いです。
また、ICO(新たにコインを発行する)することで、価値のないコインを発行し、お金を集めたらトンズラしてしまうケースも後を断ちません。
少額ならまだ立ち直れますが、大きなお金をインチキや詐欺で失ったら、精神的に立ち直るのは厳しいでしょう。
法整備が追いついていない
暗号資産は、現在の日本の法整備に追いついていないのが現状です。
暗号資産の収益は雑所得として扱われ、最大利益の55%を税金で納めなくてはなりません。
株や投資信託などは、どんな利益をあげたとしても20%までしか税金はかかりません
それならば、暗号資産ではなくて、株や投資信託をやった方がいいと考える人も多いと思います。
利益の55%も税金で取られるなんて、精神的にもキツイですよね。
それでも暗号資産をやるメリットは?
上記3つのデメリットを紹介してきましたが、それでも暗号資産に投資するメリットはあると思います。
価値ある暗号資産は、今後、大きく値段が跳ね上がる可能性が高いからです。
価値ある暗号資産とその理由は以下の通り。
- ビットコイン → 2024年に半減期を迎え希少性が上がる
- イーサリアム → 2023年にバージョンアップしたイーサリアム2.0が登場する予定
特にビットコインは、今後、発行枚数が減っていくことで、希少価値が上がっていくことが予想されます。
価値が上がる前に、少額から購入してガチホ(ガチホールド)することで、値段が上がるのを待てば、大きな資産を形成することも可能でしょう。
まとめ
最後にまとめです。
- 暗号資産は価格の大きな上げ下げに一喜一憂してしまう
- インチキや詐欺にかかると精神的に立ち直れない可能性がある
- 法整備が整っていないので大きく税金を取られる
- 価値ある暗号資産をガチホすることで大きな資産を形成することが可能
私は、暗号資産の技術や利便性を学んで、少額から暗号資産を購入しています。
暗号資産にリスクがある以上、少額でかつ分散して投資していくことで、上記のデメリットを減らして、暗号資産と付き合っていけると思います。