仮想通貨投資の世界は、その魅力的なリターン性から多くの人々を引きつけています。
ですが、その背後には元本割れというリスクが潜んでおり、自分も仮想通貨で元本割れしたことが何度もあります。
この記事では、元本割れに関する基礎知識、元本割れした時にとった自分の行動をまとめています。
また、注意点や元本割れに悩まない仮想通貨のやり方、オススメの仮想通貨取引所まで紹介していますので、ぜひご参考下さい。
仮想通貨と元本割れとは?
仮想通貨の基本理解
仮想通貨は、デジタル化された資産であり、その価値は市場の需給によって決まります。
仮想通貨は、中央銀行や政府によって発行・管理されていないデジタル資産です。
その価値は、市場の需給バランスによって決まります。
ビットコインは、最も知られている仮想通貨の一つで、その価値は市場の需給によって決まります。
元本割れとは何か?
元本割れは、投資のリスクの一つで、投資した元本よりも損失が大きくなる状況を指します。
これは、投資商品の価格が下落した場合に発生します。
2018年のビットコインの価格下落は、多くの投資家が元本割れを経験した一例です。
その年の初めには約1万4000ドルでしたが、その年の終わりには約3700ドルまで下落しました。
仮想通貨で元本割れが起こる原因
仮想通貨で元本割れが起こる主な原因は、市場の変動性と投資戦略の誤りです。
仮想通貨の価格は、市場の需給バランスによって大きく変動します。
そのため、市場の変動性が元本割れの一因となります。
また、適切な投資戦略を立てずに投資を行うと、元本割れのリスクが高まります。
2017年末から2018年初頭にかけてのビットコインの価格急騰とその後の急落は、市場の変動性と投資戦略の誤りが元本割れを引き起こす一例です。
これらを理解し、適切なリスク管理を行うことで、元本割れのリスクを軽減するようにしましょう。
元本割れした時にとった行動とは?
ガチホ
私が仮想通貨投資で元本割れした時にとった行動は「ガチホールド」通称ガチホです。
元々、定期的に決めた金額でコツコツとビットコインやイーサリアムを購入していたので、元本割れした時も気にせず投資を続けていました。
元本割れしても継続した結果、価格は回復し大きく値上がりすることもあれば、また下落したりと、その繰り返しです。
おかげでその経験が、よりガチホする意志を強くしてくれたので、仮想通貨の価格が乱高下した経験に感謝しています。
今までのチャート図を見て安心させる
かといって、私も最初に大きく価格が下がった時は、ちょっとビビったものです。
そんな時は、ビットコインやイーサリアムの過去チャートを見て市場は右肩上がりであることを確認しました。
すると、「売るべきではないかな・・・。」と考えるようになりました。
この場合は、右肩上がりで成長できるビットコインやイーサリアムに投資することが重要です。
右肩下がりで、結果0円になるような草コインへの投資は避けるようにしましょう。
税金や確定申告からの心配から解放された
仮想通貨を始めたばかりの頃は、税金のことが心配でした。
ですが仮想通貨を購入して、円を含む他の仮想通貨に交換しない限り、税金は発生しません。
仮想通貨の場合、雑所得して課税され、最大55%の税率になります。
所得額(年間) | 所得税率 | 住民税率 | 合計税率 |
---|---|---|---|
〜1,950,000円 | 5% | 10% | 15% |
1,950,000円〜3,300,000円 | 10% | 10% | 20% |
3,300,000円〜6,950,000円 | 20% | 10% | 30% |
6,950,000円〜9,000,000円 | 23% | 10% | 33% |
9,000,000円〜18,000,000円 | 33% | 10% | 43% |
18,000,000円〜40,000,000円 | 40% | 10% | 50% |
40,000,000円以上 | 45% | 10% | 55% |
仮想通貨をガチホすれば、上記の税金がかからないことを知って、税金の悩みから解放されました。
もちろん、利益を確定すれば税金が発生しますが、将来、株やFXなどと同じ税率20%になると思われます。
その日が来るまで、「ガチホするぜ!」とモチベーションを保ちます。
今後、値上がりが期待できる仮想通貨は?
ビットコイン
ビットコインは、その限定的な供給と広範な採用により、今後も価格上昇が期待される仮想通貨です。
ビットコインの供給量は最大で2100万BTCに限定されており、この限定的な供給と、その決済手段や資産保存手段としての採用が広がることで、価格上昇が期待されます。
ビットコインの価格は、その発行以来、一般的に上昇傾向にあります。
特に、2020年から2021年にかけては、その価格は大幅に上昇しました。
しかしその後、価格は大きく変動した為、仮想通貨投資には注意が必要です。
イーサリアム
イーサリアムは、そのスマートコントラクト機能とDeFi(分散型金融)の普及により、今後も価格上昇が期待される仮想通貨です。
イーサリアムは、スマートコントラクトと呼ばれる自動実行契約の機能を持つ仮想通貨で、この機能はDeFiなどの新たな金融サービスの基盤となっています。
このようなイーサリアムの機能と、その採用が広がることで、価格上昇が期待されます。
イーサリアムの価格は、その発行以来、一般的に上昇傾向にあります。
特に、2020年から2021年にかけては、DeFiの普及により、その価格は大幅に上昇しました。
イーサリアムは、今後も価格上昇が期待されます。
仮想通貨で元手がマイナスになる前の注意点
余裕資金でやる
仮想通貨投資は、余裕資金で行うべきです。
仮想通貨の価格は大きく変動するため、投資にはリスクが伴います。
そのため、生活費や必要経費を圧迫しない範囲の余裕資金で投資を行うことが推奨されます。
仮想通貨投資は、生活に影響を及ぼさない範囲の余裕資金で行うことが重要です。
これにより、価格の変動によるリスクを管理することができます。
ドルコスト平均法で
ドルコスト平均法は、価格の変動リスクを緩和する効果的な投資戦略です。
ドルコスト平均法は、定期的に一定の金額を投資する方法で、これにより、価格の高い時には少なく、価格の低い時には多く仮想通貨を購入することができます。
その結果、価格の変動リスクを緩和することができます。
ビットコインの価格が大きく変動する中、ドルコスト平均法を用いて投資を行っていた投資家は、価格の下落時にも平均的な損失を抑えることができました。
絶対に借金しない
仮想通貨投資には、借金をしてまで行うべきではありません。
仮想通貨の価格は大きく変動するため、投資にはリスクが伴います。
そのため、借金をしてまで投資を行うと、返済能力を超える損失を被る可能性があります。
2018年のビットコインの価格下落時、借金をして投資を行っていた人々は大きな損失を被り、返済に苦しむ結果となりました。
仮想通貨投資には、返済能力を超えるリスクを負わないためにも、借金をしてまで行うべきではありません。
長期視点で仮想通貨に取り組む
仮想通貨投資は、長期的な視点で取り組むことが重要です。
仮想通貨の価格は短期的には大きく変動しますが、長期的にはその価値が認識され、価格が上昇する傾向にあります。
そのため、長期的な視点で投資を行うことが推奨されます。
ビットコインの価格は短期的には大きく変動しますが、その発行以来、一般的には上昇傾向にあります。
これは、長期的な視点で投資を行うことの重要性を示しています。
仮想通貨投資は、短期的な価格の変動に惑わされず、長期的な視点で取り組むことが重要です。
これにより、価格の変動によるリスクを管理することができます。
元本割れで悩まない仮想通貨のやり方
ドルコスト平均法でコツコツと
ドルコスト平均法は、価格の変動リスクを緩和する効果的な投資戦略です。
この戦略でコツコツと投資していくことで、価格の変動リスクを緩和し、投資家としてのメンタルも安定しながら継続することが出来ます。
特に大きく元本割れてした時は、多くの人は狼狽売りして仮想通貨市場から撤退してしまいます。
ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨は、そのブランドとテクノロジーに裏付けされ、今後も右肩上がりで成長していく可能性が高いです。
元本割れで悩まず、仮想通貨市場に残り続けて、資産を増やすためにも、ドルコスト平均法でコツコツ継続して取り組むようにしましょう。
レンディングするという方法も
レンディングとは、自身が保有する仮想通貨を他者に貸し出し、その利息を収益とする方法です。
これにより、価格変動リスクを抑えつつ、安定した収益を得ることが可能です。
安定した収益を得ると、精神的にも安心感を覚え、継続して仮想通貨市場で投資を継続する可能性が高まります。
イーサリアムを保有している投資家が、そのイーサリアムをレンディングプラットフォームに貸し出し、利息を収益として得るケースがあります。
この方法では、イーサリアムの価格が下落しても、利息による収益が得られます。
ただし、レンディングは、あくまでも仮想通貨の取り扱いに慣れた人が行うべきで、経験の浅い初心者は、ドルコスト平均法でコツコツ取り組むことをオススメします。
信用できる仮想通貨取引所は?
信用できる仮想通貨取引所としては、以下の通りです。
- コインチェック(Coincheck)
- ビットバンク(bitbank)
- GMOコイン
- SBI VCトレード
- DMM Bitcoin
- ビットポイント(BITPOINT)
上記の取引所は、ユーザー数、取引量、セキュリティ対策、カスタマーサポートの質など、多くの観点で評価されています。
また、これらの取引所は日本仮想通貨業協会(JVCEA)の正会員であり、信頼性と透明性が確保されています(出典:日本仮想通貨業協会)。
コインチェックは、日本で最も利用者数が多い取引所の一つであり、多種多様な仮想通貨の取引が可能です。
また、ビットバンクは、仮想通貨取引量が国内で最も多い取引所として認知されており、手数料の低さから、コスト抑えて取引したい方に人気です。
信用できる仮想通貨取引所を選ぶ際には、ユーザー数、取引量、セキュリティ対策、カスタマーサポートの質などを考慮することが重要です。
また、日本仮想通貨業協会の正会員であることも、取引所の信頼性を示す一つの指標となります。
まとめ
仮想通貨投資は、その高いリターン性から多くの注目を集めていますが、その一方で元本割れのリスクも存在します。
元本割れとは、投資した元本を下回る損失が発生することを指します。
仮想通貨投資で元本割れが起こる原因としては、価格変動の激しさ、レバレッジの過度な利用、取引所のハッキングなどが挙げられます。
元本割れを避けるためには、以下のような注意点があります。
- 余裕資金で投資を行う
- ドルコスト平均法を利用する
- 借金による投資は避け、長期的な視点で投資に取り組む
信用できる仮想通貨取引所としては、コインチェック、BITPOINT、GMOコインなどがあります。
これらの取引所は、ユーザー数、取引量、セキュリティ対策、カスタマーサポートの質など、多くの観点で評価されています。
Q&A
ビットコインでマイナスになったらどうなる?
ビットコインの投資がマイナスになった場合、投資した元本を失う可能性があります。
しかし、ビットコインは売却しない限り、損失は確定しないという特性もあります。
ビットコインは価格の変動が激しいデジタル資産で、その価格は市場の需給バランスによって決まります。
そのため、価格が下落した場合、投資額がマイナスになる可能性があります。
しかし、ビットコインの価格は長期的に見ると上昇傾向にあるというデータもあります(出典:CoinDesk)。
2018年のビットコインの価格は、その年の初めには約1万4000ドルでしたが、その年の終わりには約3700ドルまで下落しました。
これはその年の間に約73%の価値を失ったことを意味します。
ビットコインの投資がマイナスになった場合でも、売却しない限り損失は確定しないという特性があります。
そのため、価格が回復する可能性を待つことも一つの戦略となり得ます。
仮想通貨の税金ってどこでバレる?
仮想通貨の取引は、取引所を通じて行われるため、取引の記録は取引所に残ります。
税務調査が行われた場合、取引所から取引の記録を求められる可能性があります。
2018年、日本の税務当局は、仮想通貨取引所からユーザーの取引記録を求めることで、仮想通貨の所得を申告していない約330人の税金滞納者を特定しました(出典:日本経済新聞)。
仮想通貨の取引は取引所に記録が残るため、税務調査が行われた場合には税務当局によって取引の記録が確認される可能性があります。
そのため、仮想通貨の取引に関する所得は正確に申告することが重要です。
楽天ポイントビットコインの注意点は?
楽天ポイントビットコインに変換する際の注意点は、ポイントの有効期限、変換レート、そしてビットコインの価格変動リスクです。
楽天ポイントは一定期間が経過すると失効するため、その期限を確認することが重要です。
また、楽天ポイントビットコインは、ビットコインの価格に連動しています。
ビットコインは価格変動が激しいため、価格の変動リスクを理解しておく必要があります。
これらの点を理解し、適切に判断することで、楽天ポイントビットコインを利用しましょう。